共感の時代「内発的動機、外発的動機」

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「共感の時代なのに共感してもらえない。もう無理」
誰もが一度は、抱いたことがある感情ではないでしょうか。
私自身も、何度もこの壁にぶつかり、たくさん悩んできました。
特に新しいアクションを起こす際には、必ずついてまわります。

内発的動機と外発的動機

なぜ「共感」が必要なのか。
人が動く理由は、大きく分けて2つあります。
  1. 権威という外発的動機
    主に仕事などによる主従関係や給与により発生。
  2. 共感という内発的動機
    主にボランティアなどによる自発的関係により発生。

内発的動機は、心の内側から本当に実現したいと信じられるものでなければ生まれません。また外発的動機に比べて、共感により信頼関係が結ばれ、一度関係性が形成されると力強いコミットメントを生み出します。

解決方法「見たい世界を描く」

見たい世界を想像して、言語とイメージの両方で描いてみよう。
あなたが見てみたい世界では、どんな良いことが起きていますか?
あなたが見てみたい世界にいる人たちは、どんな顔をしていますか?

内発的動機は、見たい世界を描くことで自分の中に生まれます。
また、他者と見たい世界を共有することで、他者の中にも内発的動機を生み出すことができます。

孤独 < 好奇心旺盛

ただし、見たい世界を描いた瞬間から、たった一人の孤独の旅がはじまります。それがリーダーシップの真実です。不確実な世界の中で、共感者を探す孤独な旅です。

それでも孤独の不安より、純粋な好奇心に満ち満ち溢れているからこそ旅へと出発することができます。
 
それは、感じたままに自己表現できる創造的な行為です。だからこそ不確実な世界にも喜んで足を踏み入れて前へ歩むことができるのです。
 
そしてやがて、リーダーの見たい世界は、共感者にとっても見たい世界となります。

特に看護など福祉系の厳しい現場で、リーダーシップが発揮されていくことを願います。
ぜひ、あなただけの見たい世界を描いてみてください。