21世紀最大の経済課題「富の集中」を散財で解決
2013年の年の瀬に、心から信頼できる友人を呼び出し私はこう切り出しました。
「新しい寄付のかたちを一緒につくろう」と、そして続けざまに、
「これは日本の寄付文化に風穴をあける大人の遊びにしよう」と。
クラウドファンディングの登場により、お金は人のために使ったほうが、とても豊かになれると気付かされ、お金をどう得るか?ではなく、どのように誰のために使うべきか?という考えに変わり、寄付について考えるようになりました。
さらに、せっかく寄付するなら実際に出会って取り組んでいる活動や、人柄に惚れ込んだ方に寄付したい!という想いが募り、
毎月リアルの場で寄付をできる団体「SOIF」を2014年4月に立ち上げました。
そしてついに2015年2月に記念すべき10回目のイベント開催を迎えます!
SOIF Vol.10-大人の寄付遊び「貧困・ホームレス支援の未来」
なぜ毎月、10万円以上を寄付するのか
10人以上のメンバーが、毎月1人1万円を寄付することで、
毎月10万円以上を寄付しています。
寄付の仕方は、教育、国際協力、女性などイベントのテーマを毎月設定し、
テーマに関連するNPO、NGOの代表にお越こし頂き、本気で寄付を募っていただくプレゼンをして頂きます。一般参加者も1人1千円からの寄付体験ができます。
社会課題と本気で向き合い、力を尽くしている方々が発する言葉には、リアリティがあり、真っ直ぐで、力強く、私たちの心を何度も、何度も揺さぶります。
思わず目をつむって背けたくなる社会問題がゴロゴロしている中で、
一つひとつの問題に対して、それぞれのリーダーが真剣に向き合い、
時には孤独に、時には多くの人に支えられながら取り組んでいます。
そしてその言葉は、想いを超えた、純粋で願いのようなエネルギーを宿していく。
リアルの場で、リーダーたちが本気で支援の必要性を語りかけ、真剣に言葉を交わした私たちにとって、それぞれの問題が身近になっていくのを感じます。
意思決定は「人」
寄付イベント終了後に、それぞれが一万円をどこの団体へ寄付をするのかを決め、理由を共有します。
そこで意思決定を尋ねていくと圧倒的にプレゼンターの「人らしさ」が、意思決定の要素として多く占めていました。
決して小額ではない一万円の寄付をする意志決定が、論理ではなく情緒が勝っていたのです。
寄付を通して届けたい想い
ときにそれは、私が手を差し伸べられない領域に対して、信頼して任せられる「あなたに託す」ということ。
ときにそれは、「あなたに生きてほしい!」と伝えるため手をさしのべること。
ときにそれは、「ただただ、あなたの人柄に惚れた」と手を握り、肩を叩くこと。
これこそが自分と未来を変える新しい寄付のかたち。
日本の寄付文化に風穴をあける「大人の本気の遊び」。
体験してほしい。
寄付は私たちの未来を変える。
これからも、ゆかいな素敵な仲間たちと一緒に遊びながら、21世紀最大の経済課題「富の集中」を散財というギフトにも似た考えを広げて行くことで解決していきます。
※これまで御参加して頂いた団体様(27団体 2015.01時点)